浅井工務店

コラム

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オフィス改装工事の流れと裏話 出社したくなるオフィスになったのか!?

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いよいよオフィス改装コラム最終章です!
私たちは、名古屋に根付き古くは公共工事、今は民間工事でマンション、アパート、福祉施設、戸建て住宅、倉庫、事務所など、多くの施工実績を積んでまいりました。もちろん自社ビルも設計施工です。
そんなわれわれが自社オフィス改装に臨み、出社したくなるオフィスへとリニューアル!まさに「感動Before After劇場」です。
工事には想定外のことが起こるもの、そこもクリアし、なんとか予定工期で完工した建築屋たちの「施工編」をお楽しみください。

※オフィス改装の目的編は、こちらのコラム1で紹介しています。
※オフィス改装工事の準備編は、こちらのコラム2で紹介しています。

工事概要

築年数築後37年
構造RC8階建ての2階部分(SRC)
工事内容事務所改装工事
施工面積194.86㎡(58.95坪)
工事期間2024年9月23日~2024年11月30日
費用2,000万円

ビフォーアフター図面

ASAIoffice
Before
ASAIoffice
After

工事の工程と共に

工事が始まった!

9月23日ついにオフィス改装工事がスタート。普段見慣れていた場所が解体されていく様子に、社員たちも新しいオフィスへの期待と少しの不安を抱えながら見守りました。

工事の流れ

作業内容日程説明
照明器具撤去、電気配線処理2025/9/23解体に先立って照明器具や電気・電話配線の処理をします。
机・棚等備品撤去・搬出2025/9/241日でほぼすべて搬出
解体2025/9/25-9/26天井の解体、壁の撤去、床カーペットの撤去などは解体屋さんが。
再利用する木製建具の解体や、仮設事務所などの取り合い(※)がある部分の撤去は大工さんが。
※取り合いとは、異なるものの接合部分のことで、「解体するヵ所と解体しない部分の分かれ目」のこと
電気配線工事2025/9/24-10/30電気屋さんの配線が終わらないと次の職種の職人さんが作業できないため、電気屋さんには断続的に奮闘してもらいました。
軽量間仕切り/軽天2025/10/7-10/30天井と間仕切り壁を鋼製の下地材で組み立てます。その後ボードを貼って行きます。
R壁も軽量壁です。
アルミ建具設置2025/11/6エントランスとランチルームに設置するガラス間仕切りです。
左官工事2025/10/15-10/23天井や壁を補修し、天井の塗装下地や壁のクロス下地を作る。
クロス2025/10/28-11/14壁・天井の下地の段差・凹凸には念入りに念入りにパテ処理。その理由は・・・ 
塗装2025/10/24-26スケルトンにした天井の塗装。
フロアカーペット2025/11/14-20床の仕上げです。この間、その他の作業はできません。
再び電気工事2025/11/2-30電源、電話、LAN、照明器具、引込盤。
クリーニング2025/11/21特に既設のドア、WC、窓ガラスなど念入りに。
備品搬入2025/11/22デスク、イス、収納、パーテーションなどほぼ一日で搬入設置。
引越し2025/11/23-11/30休日を使って仮設の電源や電話、LANの切り替えを行い、12/2(月)から新しいオフィスで業務スタートです。

\ニューオフィスで業務再開/

レポート:スケルトン状態になりました

大工さんにより解体され、9月末ごろにはスケルトン状態になりました。
この数日は、さすがに騒音が発生します。(工程の中で一番騒音が大きい時期です)
解体専門業者さんにより、事務所の備品が撤去され、壁や天井、床が撤去されていきます。残す仕上げ部分との取り合いや、後で利用する木製建具などは大工さんが丁寧に解体していきます。

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いくら丁寧に解体といっても、天井のボードや下地を落とす音、金属下地を切断する音、ハンマーで叩く音、その隣で壁一枚隔てた仮設事務所で通常営業です。
特別大きな音が出る場合は事務所内へ騒音案内をします。
もちろんほこりも出ます。掃き掃除、集塵機による吸塵、拭き掃除、モップ掛け、作業の合間や始業・終業時にこまめに行います。
それでも朝出社すると机の上に埃がのっていることもあります。工事エリアとそれ以外のエリアの細かなすき間まで養生する必要があります。

4日程度でほぼ何もない状態、コンクリートむき出しの状態になります。
もう後には引けません…。

ここまでくると、躊躇なく前進あるのみ!と、気合です。

レポート:最大の難関だった配線工事

築37年の建物で最大の難関となったのが、電気・情報系の配線工事でした。
今回の改装では予算やデザインの観点から、OAフロア(フロア内に配線を収納するシステム)の導入を見送りました。しかし、これが想像以上に手間のかかる工事の始まりでした。

解体後に見えた「配線の迷路」

オフィスの電気系統は、竣工時のものに後付けで増設が繰り返されてきました。自家発電の回路、防犯カメラ用の配線、ネットワーク系のLAN配線・・・。解体後に現れた配線の状態は、まるで迷路のよう。さらに、37年前には想定されていなかったPCの普及やネットワーク需要の増加で、電気容量が不足し、既存の配管やコンセントでは全く対応できていませんでした。結果として旧オフィスでは、天井から電線が垂れ下がり、床には配線カバーがあちこちにある状態で、見栄えが悪くなってしまっていました。

知恵と工夫で乗り切る

OAフロアを採用すれば解決は簡単ですが、今回はコストを抑えつつ現場の工夫で乗り切ることを選択しました。その第一歩として、オフィス内のレイアウト計画を徹底的に練り直しました。机やOA機器、人員の配置だけでなく、将来の拡張性まで考慮した計画です。

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地道な作業の連続

解体後は、既存の配線を一つずつ調査。どの回路がどの経路で、どのコンセントや電話、カメラに繋がっているのか、すべて番号をつけて確認しました。決して高度な技術を要する作業ではありませんが、膨大な根気が必要です。

想定外のトラブルも発生

さらに、謎のブレーカー落ちという現象にも直面しました。原因不明の不具合に対処するため、電気盤の中身を一新。これにより、改装中の仮設事務所の電源が突然切れるというハプニングが発生し、PC作業中の社員に迷惑をかけてしまうこともありました。以降、電気盤を含む配線作業は営業日以外に実施することで対応しました。

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レポート:wifiルーター、LANケーブル、電話線

近年、Wi-Fiが主流となる宅内の通信環境ですが、大事なオンライン会議用、あるいは据え置き型パソコンには有線LANでの環境も計画しました。オフィスでのPCやネットの使用率・稼働率は30年前とは比べ物になりません。
それぞれがストレス無く使える環境を整えます。また、冬場に電気暖房機を個別で使用する社員もいますので、PCは電源回路もそれとは別の専用回路としました。 電話は今回システムの入替えを見送りました。古いシステムですが固定電話の役割がそれほど重要ではなくなってきているのでしょうか。さほど不便が無かったので。ただ配線経路が複雑でしたので新しい配線と整理が必要でした。
これだけの配線を既設の配管で納めることもできません。デスクの配置を考えつつ最小限で床に溝を掘り配線しました。幸いにも床の躯体コンクリートの上は約30㎜のレベリング用モルタルで仕上げられて配線を通すだけの溝を掘ることが出来ました。

レポート:美しさの裏に隠れた曲面壁の挑戦

難しかった曲線の軽量間仕切りとPB貼り

オフィスデザインのアクセントとして、エントランス付近の通路に曲面の壁を採用しました。この柔らかな曲線は空間に変化と優雅さを与え、社員にも来訪者にも好評です。しかし、美しいデザインの裏には、施工の難しさがありました。

曲面の壁を形作るまで

まず、下地材には曲面を作りやすいベニヤを使用。ベニヤの裏側にノコ目を入れることで曲げやすくし、軽量下地(スチール下地)の間隔を詰めてベニヤの反りを抑える工夫をしました。さらに、ジョイント部分の段差をサンダーで削り、パテで滑らかに仕上げます。

完璧と思いきや、翌日の「わずかな段差」

一見すると完璧に仕上がったかに見えた曲面。しかし翌日、ジョイント部分にわずかな段差が現れてしまいました。このままではクロスを貼った際にジョイントラインが浮き出てしまいます。原因を検証した結果、半径約1.2mという比較的きつめの曲面がベニヤの「木」としての伸縮を引き起こした可能性があると考えました。

新たな試み:伸縮が少ないボードを採用

そこで、材の自然な伸縮が少ないボードを採用することにしました。再びジョイント部分をパテで仕上げ、数日間様子を見ることで安定性を確認。これにより、曲面壁は美しく仕上がり、意図したデザインが形になりました。

大丈夫そうです。さあクロス貼りです💦

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床材と、壁紙を決めたタイミング

オフィス内のパースを何パターンか作り、仮設事務所内の目の付く場所に貼り出します。
にわかにこれがいい、あれがいい、という声が出だします。
すかさず聞き取りをします。結果、明るいイメージのパターンを採用しました。
明るいデザインを好む意見は若手社員に多く見られました。(明らかに年齢層で好みが分かれていました)
ここは将来を担う若手社員の意見を尊重します。
実際の材料もいくつかサンプルを取り寄せ吟味します。
例えば壁は「白」で決まっていましたが、白のクロスも何十種類もあります。
取り寄せた4種類の少し大きめのサンプルを取り寄せ実際の壁に貼り付けて、また社員の意見を聞きます。結局、同じような白でも上品で、発色が良く、上質な「白」を選択しました。結果、仕上がったオフィスの壁はとてもきれいで上品さが感じられます。
ただ、ここで選んだクロスが難敵でした。厚みが薄く凹凸の少ない模様のクロスで、下地の良し悪しを仕上げ表面に敏感に反映してしまいます。
苦労した曲面下地が一番危ないヵ所でした。
(結果はぜひ御来社いただきご確認ください)

💡ちなみに、クロスやカーペットなどの内装材を扱うロジスティクスは、非常にシステム化されています。品番で注文するとおおよそ翌日には配送されます。もちろん在庫のあるものですが、クロスだけでも数百種類の品番があり在庫もほぼ常時あります。何気なく注文していますが驚きのシステムです。かといって、工程ぎりぎりまで品番の決定を延ばしてもよいということではありません・・・。

アルミ建具・木製建具

エントランスとランチルームに設置するガラス間仕切りです。実は事務所デザインのメイン部材の一つです。寸法も製作もので現地寸法に合わせて製作します。
エントランス側のガラスにはフィルムを貼っています。
エントランス側からオフィス内が見えないよう、またオフィスからは外部窓からの光や風景が見えるよう上部は透明で下部はフロスト柄のグラデーションを選びました。このフロストも透過率や柄によりぼやけ方が変わりオフィスの印象も変わります。
無事計画通りおさまってほっとしましたが、出来上がるとあまりにもなじんでしまい目立たないというか自然というか・・・。
でも間違いなく事務所の雰囲気を決定づけています。

一方、旧事務所で使われていた木製の建具類は良いものなので、一部移設をしてそのまま利用しました。傷つかないよう慎重に壁から枠ごと取り外し再度狂いが無いよう新しい壁に取り付けます。
ただ、37年間使用したため手垢などの汚れや黒ズミがあり、かなりくたびれた状態でした。それをきれいにクリーニングしてもらい、改装後も違和感がありません。

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ランチルームのパーテーション

エントランスのサイン

広さについて

エントランスは長時間そこで人が滞在するような場所ではありませんし、作業する場所でもありません。オフィスの機能としてはそれほどの広さは要りません。
しかしながら、マンションの共用部や住宅の玄関も同じですが、こういった部分に余裕があると、全体のイメージに”ゆとり”を感じさせることができます。
そこで、今回は確保できるギリギリの大きさをとりました。
さらに、曲線を使った導線を採用しその先への広がりを想像させるようにデザインしました。

ロゴマークの意味

エントランスに入ると、お決まりの会社ロゴです。
当社は経営理念を象徴する4つのロゴマークを、第2創業期より採用しています。

・Space(スペース)
・System(システム)
・Stage(ステージ)
・Scene(シーン)


それぞれのロゴには決まったイメージカラーがあります。
しかしながら、今回は色を使わずステンレスの素材をそのまま使用しました。
素材の美しさを使いたかったこともありますが、
「素材から見直す」
「本質を見極める」
「迷ったときは一度元の場所へもどる」
などの意味も込めました。

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弊社のロゴの配置、実は決まりなし

4つのロゴには決まった配置はありません。
段ボールで模型を作り、実際に配置する壁に貼り付けて確認します。
大きさ、高さ、左右壁からの距離、ロゴとロゴの間隔、広がりを感じられる配置か、安定感はある・・・など。
これもいくつかのパターンを社員に見てもらい意見を聞きます。
いろんな意見は出るものの、最終的には同じような方向に収束してくところが面白いところです。
ずいぶんアナログな決め方だと思うかもしれませんが、大事なプロセスだと思います。
ただここまでやっておいて、最後は建築屋としての感覚で「えいやー」です。
そして完成出来上がりまではドキドキです。

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応接室のこだわり

昭和時代の応接とは

昭和時代の応接室とは、来社されたお客様が「ゆったりとくつろげてリラックスして会話ができる空間」でした。また迎える側が絵画や置物をおいて自分たちのスタンスを表現する場でもありました。

現在の応接とは

今はもっと簡潔で機能的な空間が求められます。室内全体は落ち着いた雰囲気を壁紙や照明で演出しますが、応接セットのようなソファーとテーブルではなく、会議室ライクのテーブルとチェア、そして簡単なプレゼンもできるよう壁にはホワイトボード代わりのクロス(シート)を設置しました。

こんな風に使いたいを形に

ここでお客様をお迎えし案件に関して真剣に意見交換をする、新しい人材と将来について語るため面談をする、ステークフォルダーの方々と様々な議論をする、また社内での少人数での打ち合わせ・リモートによる打ち合わせなど様々なシチュエーションを想定しながら作りました。
これから、ますます多くの方々とのお付き合いをスタートさせるのにふさわしい空間になりました。

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カーテン撤去

オフィス西面の全面窓にはレースのカーテンが設置されていました。
これも37年一度も交換されたことが無く(もちろん定期的なクリーニングはしていました)お客様を迎えるエントランスには相応しくない状態でした。かなりくたびれた状態でしたが、毎日見ていると見慣れてくるのかそれに気づきません…。
また、西面ということでレースのカーテンだけでは西陽を遮れません。
ということでバーチカル(縦型)ブラインドに取り換えました。
必要に応じて陽を取り込んだり遮ったりが容易にできます。
オフィス内からガラスのパーテーション越しに外の風景も見ることができるので閉塞感もありません。

リメイク作品のご紹介(大テーブル)

旧事務所の会議室には2.1m×5.4mの大きな会議テーブルがありました。
旧事務所の象徴といっても過言ではない(?)というくらい存在感のある会議テーブルです。これを廃棄してしまうには心が痛みます。
素材は集成材なので加工しても十分再利用可能です。
会議室に大きなテーブルを置かれていると会議室としては柔軟性にかけ少々使いにくい状態でした。
ということで、大きなテーブルを分割し会議用長机にリメイクしました。その他残った材でエントランス用のベンチ応接室のカバン置きに生まれ変わりました。
加工に関しては、大きな天板を加工できる加工場を持った業者さんと家具を作れる腕の良い大工さんに依頼し、最後の組立て等は当社の若手社員は仕上げました。
エントランスや応接室にひっそり馴染んで置かれています。ご来社の際は注目してあげてください。
ちなみに加工費は、今どきの会議室セットを新たに購入したコストと同じ程度でした・・・。

メリット、成果

「明るさ」と「ロゴ」

社内で表立った絶賛の声は聞かれませんが、社員アンケートにもあるように、明るくなったという声が多かったのは一番印象的な効果でした。
来社されるお客様やこれからここで働こうとする人たちにとっても同じ印象を与えることができるでしょう。
出来上がったエントランスのロゴサインも評価は上々です。何より社長が気に入ってくれました。

オフィス機能追及

設計や施工の様々な場面で、オフィスとしての機能や可能性を追求するため最大限の工夫と努力しました。ただこれはモノをつくるための建築作業で我々の本職です。当たり前と言えば当たり前です。

事務所内の整理ができた!

何より効果が高かったのは事務所内の整理ができたことです。
新しいオフィスには最小限の収納とすることとしましたので、不要な備品、道具、書類は処分しなければなりませんでした。
その結果、本当に必要なものかどうかの見極め(かなり社内で要る、要らないの攻防がありました)、特に書類の処分、移動作業は大変な労力でした。
無駄な書類、数十年前の書類、過去の思い出の品の数々が整理されまた新たな一歩を踏み出せる状態になりました。
これをやり切ったことでようやく改装作業ができることになり、改装が完了してからも無駄な資料やサンプルの節約の意識も高まったのではないかと思います。

反省点・改善点、終わってから気づいたこと

ここまで自画自賛ですが、決して反省点が無いわけではありません。

音の反響

床はカーペットですので、ある程度床が吸音してくれると想定しました。しかし天井をスケルトンにしたり、クロス仕上げにしたりしたため、以前よりも音が反響するようになってしまいました。業務中の会話や電話などは支障なくできますが、もう少し吸音対策が必要です。
また、当社始まって以来初めて事務所内にBGMを流しています。無音の空間でひたすら何人かが事務仕事をするというのもストレスです。以前から事務所内が無音で静かすぎるので音楽をかけてほしいと要望が上がっていました。不意の物音や雑音など紛らわしてくれる効果もあります。

空調・断熱

空調は数年前に更新しており、空調能力は改善され内部もパーテーションにより外気温の影響も受けにくくなりました。しかし、もともと階下がピロティで冷えやすいうえに、OAフロアを採用しなかったこともあって真冬の冷え込みが解消されません。
後は階下の天井裏への断熱を検討します。

照明器具

必要照度を計算し照明計画をしました。
しかしながら実際に狙ったイメージとは微妙に違う明るさとなり、照明器具を交換するなどした部屋もありました。
応接室はそもそもそれほど細かな作業をするスペースではありません。どちらかというと雰囲気重視といった空間です。しかし今は図面に目を通しながら打合せをしたりすることも想定されるため、照度が足りない!ということに。→ダウンライトの電球交換で対処できました。

さいごに

オフィス改装の過程で私たちはこの空間を「ただ新しくする」だけではなく、「思いを受け継ぎ、活かす」改装体験とすることができたのではないかと思っています。
改装の過程で出てくる不要品や古い設備の数々。若手社員の目には、「これはもう役目を終えたのでは?」と思えるものも多々ありました。会社の歴史を知る、古参社員の口から語られる「その背景」を知ると、一つひとつに込められた当時の思いや工夫が浮かび上がります。会社の歴史そのものです。

若手へのバトンとして
古参社員が語るこれらのエピソードは、単に「古い物を守る」という話ではありません。新しいオフィスへと生まれ変わるタイミングで、若手社員へと会社の歴史をバトンのように受け渡す機会にもなりました。「残すもの、手放すもの」を一緒に考える中で、自然と世代間で共有できる歴史の一部もあり、歴史や思いを知るきっかけとなりがいい経験になったと思います。

新しい空間にも残された歴史の「思い」は、これからを担う若手社員にとっても受け継ぐべき財産となってほしいです。


不満の多かったオフィスも、社員みんなの努力と協力のもと、出社したくなるオフィスに生まれ変わり、うれしいです。
この後、残りの「ランチルーム」「会議室」「1階エントランス」の内装工事まで、しっかりやり遂げる予定です。

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